高血圧の危険性と長期間可能となアジルサルタン作用

血圧を測定される患者

高血圧には、遺伝的素因や生活習慣などによる環境的素因により発症する本態性と服用する薬剤による影響や疾患による二次性に分類されていますが、本疾患はサイレントキラーと呼ばれるほど特有の自覚症状が無い為に、長期間にわたり放置されるケースが多く脳血管疾患や心疾患、糖尿病などの糖代謝異常など重篤な合併症を併発するケースが多いとされています。
高血圧の合併症の発症に関しては、現状の血圧の数値も大切ですが、高血圧の状態がどれ位の期間続いているかも重要です。

高血圧の治療は、日常の食生活や運動不足などの生活習慣を改善する非薬物療法と降圧薬によって血圧を下げる薬物療法があります。
降圧薬には、ARBと呼ばれているレニンアンジオテンシンに作用するアジルサルタンなどのアンジオテンシンII受容体拮抗薬とACEと呼ばれているアンジオテンシン変換酵素阻害薬、カルシウム拮抗薬、利尿薬、β遮断薬があり、アジルサルタンは7番目に開発されたアンジオテンシンII受容体拮抗薬です。

高血圧などにより誘引される動脈硬化は、腎臓の血管を狭め不要な老廃物の濾過機能を低下させ、腎臓の血管の狭窄部より先の血圧が降下します。
その為、腎臓の傍糸球体細胞という部分からアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変換する酵素レニンが分泌され、アンジオテンシン変換酵素やキマーゼによりアンジオテンシンIIが生成され、AT1受容体に結合する事により血管平滑筋収縮やNa再吸収、アルドステロンの分泌が促され血圧が上昇します。
アジルサルタンは、アンジオテンシンIIとAT1受容体の結合を阻害する事で、血圧の上昇を抑制する降圧薬です。

アジルサルタンは、他のARBよりも脂溶性が高い為細胞内に移行しやすく、動脈や静脈、心臓などの組織への移行性が高く、他のARB優れているとされています。
又、2013年5月より投与期間制限が解除され長期投与が可能となっています。

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